舌を磨くのは私たちの健康のために そして私たちの地球を磨くために
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「名医は舌を見れば一発でその人の体調がわかる」という言葉がある。それほど舌は私たちの体調が現れる内臓の鏡なのである。舌が赤くなっている時は体内が水分不足な状態。舌が黄色くなっている場合は抵抗力が落ち、そして口臭も強くなってることが多いそう。
アメリカでの留学中にヨガを通して舌磨きと出会った渡邊さん。舌磨きを始めたことで、日々の自分の体調の些細な変化にも気づくようになり、自分の身体が著しくよくなったという。
「この舌磨きという文化を根付かせ日本中の人が健康になってほしいんですよね」
アメリカ留学で世界を見てきた渡邊さんの「文化を根付かせる」という大きな挑戦がはじまった。舌磨きが世界を変える事を信じた渡邊さんの想いとストーリーを聞いた。
「舌磨きを日本のモーニングルーティーンにしたい」
幼少の時から割と器用な方だったという渡邊さん。大学卒業をして大手の不動産会社に入社。絵に描いたように順風満帆な生活を送っていた。
しかし渡邊さんは心の奥にジリジリとした焦燥感もあったという。このまま自分がコンフォートゾーン(心地のいい場所)にいただけでは、自分が成長しないのではないのか?そう思い立ってアメリカに社会人留学をしに行く。
そのアメリカでの経験が渡邊さんを大きく変えた。
衝撃だったのが、アメリカでは周囲にいる人たちが失敗なんて考えずに、挑戦を当たり前として生きていることだ。
渡邊さんは自分の人生で何をしていても出来てきたと思っていた。しかし、それは「できる範囲での事」しか挑戦しておらず、失敗を覚悟してまで挑戦をした経験がなかった自分に気づいた。昔の自分はただただ大海を知らずにいただけだった事を痛感したそう。
そんなアメリカでの留学生活の中で「舌磨き」との運命的な出会いを果たすのだ。
日夜、勉強、そしてインターンに明け暮れている中で、渡邊さんは自分の健康管理のためにヨガもされていた。そのヨガの健康法の一つとして舌磨きがあったのだ。
勧められるがまま舌磨きを始めてみると、まず驚くのは口の中の気持ちの良さ。歯磨きだけでは味わえない、より一段上の口の中の爽快感があるのだ。
それだけではない。毎朝、早朝に鏡の前で舌を出し、自分の舌をチェックしていると、前日に食べすぎた時や、寝不足の時は自分の舌に調子が現れてくる。舌を見ることで客観的に自分が疲れているかどうかを判断できるようになったという。
気になる口臭も軽減され、そして何より毎朝舌を磨き、鏡で舌を眺めることによって、自分の日々の生活を振り返り、自分の健康、そして心までも律することができるようになる。
こんなに素晴らしいものが日本で広まっていないのはなぜだろうか?
毎日の舌磨きで鏡の前で自分と見つめあっていくうちに
もしこれからの人生がこの舌磨きを通して人々の健康を守ることのために使うことができるのなら、これこそ自分にとっての幸せな人生ではないだろうか?
挑戦しよう。
成功するかー失敗するかーそれは分からない。
だけど、アメリカで周囲の人が挑戦している姿は渡邊さんの背中を強く押した。成功は必ずしも約束されていないが、成長は必ず約束されている。
鏡に映っている自分の顔もいい表情をしている。
「舌磨きをモーニングルーティンに」
日本に帰国して「舌磨き」を広める事に人生を賭けた挑戦がはじまった。
実は渡邊さんはアメリカでもう一つ大きなことを学んだという。それが「エシカル」についてだ。アメリカでは日本以上にエシカルについての文化や風習が進んでおり、プラスチックを使わないことなど環境に配慮する取り組みを目の当たりにしてきた。
「舌磨きを日本で広めることは、日本での新たな文化を作ること」そう思っていた渡邊さんは、新しく根付く文化が地球環境に害を与えるものになってしまっては良き文化にはならないと感じ、できる限り「地球に優しいもので舌磨き」を作ろうと考えた。
舌磨きは歯ブラシのように使い捨てのものが主流であった。しかし、それでは使い終わった後、毎月のようにゴミが出てしまう。
そこで渡邊さんは半永久的に使える素材で作ろうと思い、純チタンで舌磨きを作ろうとした。
渡邊さんが目をつけたのが新潟の燕三条の製作所。新潟の燕三条にはスプーンや包丁など口の中に入れる金属を加工する職人が集まっている。口の中に入れる舌磨きも、燕三条で作ってもらおうと思った。
しかしここで思ってもいなかった壁にぶつかってしまう。
燕の製作所に「舌磨き」を注文しても、何十件とも断られてしまうのだ。
職人の人たちは舌磨きを作ったことがなく、イメージが出来ないものは引き受けられないという。
何度も何度も断られ続ける中で、ようやく一つの製作所が舌磨きの作成を引き受けてくれた。そこの製作所も一度は断られたが、舌磨きに対する想い、そして舌磨きは絶対に日本の文化になると、これからの未来を伝えなんとか頷いてくれた。
製作に当たっては渡邊さんの想いと職人の意見が何度も分かれた。
チタンの中でも棒状チタンを扱うのは職人の手を持ってしても非常に難しい。だがゴミを減らすため、半永久的に使用できる舌磨きを作るために、錆びない素材、そして形状が経年して変化するのを防ぐために、どうしても棒状チタンを使わなければいけない。
他にも舌苔を削ぎ取るときの舌に触れる部分は、研磨をかけるほんのわずかな時間で舌触りが変わってしまう。全ての人の口の幅に合うようにするための理想的な横幅。手に持つ部分の長さなど職人と共に追求し、試作からなんと半年ほどの年月がかかり、ようやく理想の舌磨きが完成した。
「やっとの想いで完成した『クリンタン』」
この舌磨き「クリンタン」には渡邊さんの想いが詰まっている。人生をかけて挑戦した勇気。地球環境を考えた優しさ。製作にまで大変な苦労もあった。
舌(tonghe:タン)を綺麗にする(clean:クリーン)の単語をとってクリンタン。誰にでも馴染みやすい名前にしたいとの想いからこの名前にしたと言う。渡邊さんが思うクリンタンの良さは4つある。
1つ、毎朝の口臭ケア。
口臭の4割から6割は舌から来ると言われている。舌の上に残る食べかすや常在菌の屍骸、タンパク質を生きている常在菌が分解することによって硫黄のような匂いが発生するのだ。舌磨きをすることによって、この大元の菌を根こそぎ取り除くことができるので、口臭が大幅に改善される。
2つ、セルフチェック。
毎朝、舌をみることによって日々の疲れや食事や睡眠の乱れなど客観的に判断できるようになる。体調を崩す前に、身体の不調の兆候は舌に現れやすい。
その舌をチェックする習慣を身につけることができるのは、舌磨きの良さで、ヨガの一環として舌磨きをするのも頷ける。
3つ、地球環境への配慮
歯磨きと同じように使い捨ての舌磨きはいくらでもある。しかし拘り抜いたチタンでできたクリンタンは半永久的に使うことができ、クリンタンを使用することで世界中のゴミが減ってくれる。しかも使い捨て舌磨きを毎月購入する金額を考えると、このクリンタンは半年ほどで元が取れてしまうのだ。
錆びない、水が少なくても使用ができ、かつ衛生的であるクリンタンはバッグに入れておけば「災害時にも使うことができる」という観点から防災グッズ大賞も受賞している。
箱も100%の再生紙を使用し、考えつく限りのエシカルを盛り込んでいる。
4つ、地域貢献
このクリンタンは生産から検品まで全ての工程を新潟の燕で行っている。燕市の商工会が企画している世界でも評価の高い「Made in TUBAME」の認証がある。クリンタンは製品完成後に厳しい審査を経て、⾼い品質と安全性を証明する「Made in TSUBAME」の認可を取得している。
地産地消をモットーにしてこのクリンタンが燕三条を、そして日本を活気づけたいとの想いである。
「これからも挑戦」
「これまでクリンタンの開発で辛い時もあったけど、諦めようとは一度も思わなかった」と渡邊さん。まずはこのクリンタンを日本中に普及させ、舌磨きが日本の文化・習慣になるように根付かせたいと語ってくれた。
その先でオーラルケアの他の商品開発、他にもセルフケアができるような商品を開発して、人々の健康を支えていくことに携わる予定だ。
クリンタンを使ってもらった人には、クリンタンを通して自身の健康がよくなるのはもちろんだが、渡邊さんのクリンタンに込めた想いであるエシカルについて、例えばゴミの減少であったり、環境問題を意識した消費をする方が増えてくれると嬉しいと言う。
安定していた道から、挑戦する道へを選んだ渡邊さん。
「舌磨きの新たな文化を根付かせたい」と熱い思いを活き活きと語ってくれた。
舌磨きとの出会いは、人生に挑戦しようとした渡邊さんへの、神様からのプレゼントかもしれない。