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(COPY) [#1 Angular Version up] “Do not worship except Allah ; and to parents do good and to relatives, orphans, and the needy. And speak to people good [words] and establish prayer and give zakah.” Then you turned away, except a few of you, and you were refusing.” Surah Baqarah Ayat 83 We’ve all hea
(COPY) [#1 Angular Version up] “Do not worship except Allah ; and to parents do good and to relatives, orphans, and the needy. And speak to people good [words] and establish prayer and give zakah.” Then you turned away, except a few of you, and you were refusing.” Surah Baqarah Ayat 83 We’ve all hea

(COPY) [#1 Angular Version up] “Do not worship except Allah ; and to parents do good and to relatives, orphans, and the needy. And speak to people good [words] and establish prayer and give zakah.” Then you turned away, except a few of you, and you were refusing.” Surah Baqarah Ayat 83 We’ve all hea

“Allah does not charge a soul except [with that within] its capacity. It will have [the consequence of] what [good] it has gained, and it will bear [the consequence of] what [evil] it has earned. “Our Lord, do not impose blame upon us if we have forgotten or erred. Our Lord, and lay not upon us a burden like that which You laid upon those before us. Our Lord, and burden us not with that which we have no ability to bear. And pardon us; and forgive us; and have mercy upon us. You are our protector
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2024/4/20 [“So remember Me; I will remember you. And be grateful to Me and do not deny Me.” Surah ]
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“Every soul will taste death, and you will only be given your [full] compensation on the Day of Resurrection. So he who is drawn away from the Fire and admitted to Paradise has attained [his desire]. And what is the life of this world except the enjoyment of delusion.” Ayat 185For example, if you’re
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“Allah does not charge a soul except [with that within] its capacity. It will have [the consequence of] what [good] it has gained, and it will bear [the consequence of] what [evil] it has earned. “Our Lord, do not impose blame upon us if we have forgotten or erred. Our Lord, and lay not upon us a burden like that which You laid upon those before us. Our Lord, and burden us not with that which we have no ability to bear. And pardon us; and forgive us; and have mercy upon us. You are our protector, so give us victory over the disbelieving people.” Ayat 286
Allah does not charge a soul except that which is within its capacity. How many struggles or adversities have you overcome in life thus far? Remember the last thing you thought would destroy you or seemed insurmountable… but look here you are still standing. We think in isolation and believe the most recent problem is the greatest but the truth is all our troubles have been experienced by humanity before us. So when in the Quran it men

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“Allah does not charge a soul except [with that within] its capacity. It will have [the consequence of] what [good] it has gained, and it will bear [the consequence of] what [evil] it has earned. “Our Lord, do not impose blame upon us if we have forgotten or erred. Our Lord, and lay not upon us a burden like that which You laid upon those before us. Our Lord, and burden us not with that which we have no ability to bear. And pardon us; and forgive us; and have mercy upon us. You are our protector, so give us victory over the disbelieving people.” Ayat 286
Allah does not charge a soul except that which is within its capacity. How many struggles or adversities have you overcome in life thus far? Remember the last thing you thought would destroy you or seemed insurmountable… but look here you are still standing. We think in isolation and believe the most recent problem is the greatest but the truth is all our troubles have been experienced by humanity before us. So when in the Quran it mentions “lay not upon us a burden like that which You laid upon those before us” we must realize that these problems are not new, they have been handled and solved by those before us we just have to be creative and search for the solutions instead of being anxious and afraid.
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クルアーンの成立と正典化
特徴
特徴サブセクションを切り替えます
イスラム教における位置付け
内容
クルアーンと生き物
構成
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目次(章別)
聖書とクルアーン
聖書とクルアーンサブセクションを切り替えます
聖書とクルアーンの関係
聖書とクルアーンの記述の食い違い
預言者
クルアーンの翻訳
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翻訳の是非
クルアーン解釈学(タフスィール学)
クルアーンとイスラム法 / シャリーア
クルアーンの研究
クルアーンの否定・侮辱をめぐる問題
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クルアーン
コーラン

イスラム教

教義・信仰
指導者
法・規範
経済・金融
歴史
秀逸な記事
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ポータル・イスラーム
表話編歴
クルアーン(アラビア語: اَلْقُرْآنُ‎, 転写: al-Qurʾān, IPA: [al qurˈʔaːn][注釈 1]、日本語で多い表記はコーラン)は、イスラム教(イスラーム)の聖典である。意味は「読誦すべきもの」[1]。イスラームの信仰では、クルアーンは最後の預言者であるムハンマド・イブン=アブドゥッラーフに、彼が40歳の頃から[2][3][4]おおよそ23年間にわたって[5]、大天使ジブリール(ガブリエル)を通して神(アッラー)から啓示されたものであるとされている[2][6][7]。ムハンマドの生前に多くの書記によって記録され、死後にまとめられた現在の形は114章からなる。その宗教的な重要性に加えて、クルアーンはアラビア文学の最高傑作ともみなされており[8][9][10]、現在に至るまでアラビア語に多大な影響を与え続けている。

イスラム教においてはクルアーンは単純な黙読よりも音読に重点が置かれ[11][12]、礼拝において必ず詠唱される。この中でも特に、開端章は頻繁に読まれる。クルアーンを暗記すること(=ハーフィズ)はムスリム(イスラム教徒)の間で重要なこととされており、これを成し遂げた者は大きな名声を得る[13]。

クルアーンの成立と正典化
クルアーンの成立経緯は、クルアーン自体とハディース(預言者ムハンマドの言行録)、およびムスリムの伝承によれば、以下の通りである。

アラビア半島ヒジャーズ地方の町マッカ(メッカ)の商人であったムハンマドは、40歳ほどであった西暦610年頃に、迷うところがあってしばしばマッカ郊外のヒラー山の洞窟で瞑想していた。ある日の瞑想中に突然、大天使ジブリールが彼のところにあらわれ、神から託された第一の啓示を与えた(この最初の啓示時期はラマダーン月のライラトルカドル(英語版)という説がある[14])。

ムハンマドは当初これをジン(魔人)に化かされたものかと思い怖れたが、やがて真に神から与えられた啓示と信じて、自ら啓示を受け取って人々に伝える使徒としての役割を務めることを決意した。そうして啓示はムハンマドが死ぬまで何回にも分けて下された。

ムハンマド自身は文盲であったため、彼を通じて伝えられた啓示はムハンマドと信徒たちの暗記によって記憶され、口伝えで伝承され、また書記によって記録され伝承された。また、啓示されたクルアーンの一部は、ムハンマドの生前から彼に直に接した信徒たちによって木の板や棕櫚の葉、石などに文字としてその都度記録されていたことはハディースなどでも伝えられている。しかし後にムハンマドに直に接して啓示を記憶した者たちが虐殺されるようになり、記憶を留めるためにクルアーンを一冊にする作業が始められた。このように書物の形にまとめられたクルアーンをムスハフという。

まとめられる以前は、イスラーム共同体全体としての統一した文字化が行われなかったため、次第に伝承者や地域によって内容の異同や、伝承者による恣意的な内容の変更、伝承過程での混乱が生じ始めており、問題となっていた。

これに対し危機感が抱かれ、初代正統カリフのアブー・バクルの時期(632年 - 634年)に、ムハンマドの秘書を務めたザイド・イブン=サービト(英語版)によって、初のクルアーンの編纂が行われ、続いて、第3代正統カリフのウスマーンがクルアーンの正典化を命じ、650年頃、再びザイド・イブン=サービトを中心として、クルアーンの編纂が行われて1冊のムスハフにまとめられた。ウスマーンは公定ムスハフを標準クルアーン(ウスマーン版ムスハフ)とし、それ以外のムスハフを焼却させた。このためウスマーン版を除くムスハフは現在までのところ発見されておらず、クルアーンに偽典や外典の類は存在しないとされる。


クルアーン(紫外線の下でのサナア写本)
1972年に発見されたサナア写本(英語版)には、ウスマーン版以前のものと考えられるクルアーンの断片が含まれており、従来、ウスマーン版以外のクルアーンの内容を伝えるものとして唯一のものとされてきた。しかし、2015年になってイギリス英国バーミンガム大学に保管されてきたバーミンガムコーラン写本(英語版)に使われている羊皮紙を放射性炭素年代測定法で測定したところ、ムハンマドが生きていた時代に重なる568年 - 645年のものであることが判明し、ウスマーン版以前のものとしては現存する最古の写本であると考えられている[15]。この写本は2ページ現存しており、スーラの第18章から20章の一部が書かれている。

特徴
イスラム教における位置付け
クルアーンは、神がムハンマドを通じてアラブ人にアラビア語で伝えた神の言葉そのものであるとされ、聖典としての内容、意味も、言葉そのものも全てが神に由来する。

クルアーンが神の言葉そのものであることを信じることはイスラム教の信仰の根幹である。イスラーム神学では、クルアーンは神の言葉そのものである以上、神に由来するもので、神の被造物には含まれない。クルアーンを記した文字や本、クルアーンを人間が読誦したときにあらわれる音は、被造物である人間があらわしているので被造物の一部であるが、その本質である言葉そのものは、本来は被造物の世界に存在しない神の言葉である。従って、神の言葉であるクルアーンが地上に伝えられていることそれ自体がムハンマドに対して神がもたらした奇跡であると主張される。

内容
アラビア語圏では、単に宗教的な解説書ではなく、文学としても第一級品であるといわれる。事実、書かれている(あるいは説かれている)文章の意味をあまり理解できない者でも、そのアラビア語の美しさに引かれて改宗した者も多くいたという。もともと、戦や争議において詩の優劣で勝敗を決めるという手法を方策の一つとして採用していたアラビア人達を説得するだけの優れた内容を持っていたことから、ムスリムの間ではクルアーン自体が普通の人間にはつくることのできないような優れた文学であることが、クルアーンが神の奇蹟であることの証明であると考えられている。

また、口語と文語の開きが大きくなった現在では、文章語の模範テキストであるとされ、出版物などはクルアーンの言葉(フスハー)で書かれることが多い。

クルアーンの各章は一度に下された啓示のまとまりであり、下された時期を基準として、ヒジュラ(イスラーム共同体のマッカからマディーナ(メディナ)への移転)を境とするマッカ啓示とマディーナ啓示に大別される。

マッカ啓示は、ムハンマドが啓示を受け始めた直後に属するものを含む。これらは非常に短いものも多く、内容は唯一神への信仰や終末に対する警告など宗教的情熱を伝える点が特徴的である。その少し後、イスラーム共同体が形成され始めてからは、信者に信仰を促すような啓示が多い。マッカ啓示で信仰的な信条に関する啓示が語り終えられたことから、続くマディーナ啓示では、イスラーム共同体の法規定や、信徒同士の社会生活に関して言及する啓示が多い。

クルアーンで描かれるアッラーフは、バスマラ(「慈悲深く慈愛あまねき神の御名において」という意味の決まり文句)に象徴されるように慈悲深さ、優しさをその性質の基底としていることが強調される[16]。ただし、不義を行う者に関してはしばしば怒りをあらわにし、相応の懲罰を課す場面も見られ[17]、この点では旧約聖書の神の性格とも似る。

クルアーンと生き物

ジンの黒王マリク(「Kitab'el Bulhan」、14世紀)
ラクダは複数扱い、雌、雄という語彙区分で多く登場する[18]。

ロバは2-259節、16-8節、31-19節、62-5節、74-50節の5か所に登場する[19]。

イヌは7-176節、18-18,22節に言及がある[20]。

蜘蛛は第29章の章題とされている。

構成
ウスマーン版のクルアーンは、全てで114の章(スーラ)からなり、スーラは節(アーヤ)に分かれている。各章はムハンマドに下されたひとつひとつの啓示であるが、長短は非常に大きなばらつきがあり、もっとも短い第108章「潤沢」には3節しかなく、もっとも長い第2章「牝牛」は286節ある。また、章の分け方とは別に、読誦するときに一度に読む目安となる分量ごとに全体を30等に分割したジュズウという巻に分かれており、ラマダーン月などに、1日に1巻ずつ読誦すると1ヶ月で全てを読誦できるようになっている。

章の構成は、第1章「開扉」を例外として、概して長い章から短い章へ向かう方針で編纂されており、時系列はばらばら。しかし、後代のウラマー(イスラームの学者の総称)らの研究によりおおよその推測がなされるようになった。そこでクルアーンの章を時期別に大きく三つに区分することができる。第1期はムハンマドが初めてアッラーフの啓示を受けてからの初期段階、第2期は大衆への伝道を進め、メッカにおける迫害が厳しくなった時期、第3段階はヒジュラ(ムハンマドがメッカの迫害を逃れてメディナへ移ったこと)以降の啓示である。

それぞれの特色を述べると、第1期は啓示が押し並べて短い。この時期はムハンマド自身がイスラームの境地を見出そうとしているときであり、信奉者もごく少数の身内が主であった。初めてアッラーフの言葉を聞いた当初のものとされるクルアーンの記述を見ると、ムハンマドのアッラーフの言葉へ対する畏怖の念が強く出ているのが興味深い。啓示も神の創造と世界の終末を厳かに語り、アッラーフの権威付けを行っている。そして詩的で力強い。

第2期の特徴としては、約80章もの啓示が下り、分量が多いことと、内容が説話的であるということである。ただし、旧約聖書や新約聖書に比べると、クルアーンはストーリー性を重視していないきらいがあり、かなり端折ったりしている。この頃になると一般大衆の信奉者が増え、危機感を持ったクライシュ族による迫害が始まる。ここで改めてイスラームの正当性を主張し、ムスリムの結束を呼びかけているのである。

第3期の特徴としては、一章あたりの啓示が長いこと。内容としては法制的で、イスラーム社会の規律についてしきりに述べている。クライシュ族の迫害を逃れ、メディナに逃れると、クライシュ族や現地のユダヤ教徒との対抗の必要上、イスラームの共同体であるウンマがここで形成される。そこで信徒の生活に深く介入し、きわめて政治的な啓示が述べられているのである。

目次(章別)
詳細は「スーラ (クルアーン)」を参照
開端(アル・ファーティハ)
雌牛(アル・バカラ)
イムラーン家(アーリ・イムラーン)
婦人(アン・ニサーア)
食卓(アル・マーイダ)
家畜(アル・アンアーム)
高壁(アル・アアラーフ)
戦利品(アル・アンファール)
悔悟(アッ・タウバ)
ユーヌス
フード
ユースフ
雷電(アッ・ラアド)
イブラーヒーム
アル・ヒジュル
蜜蜂(アン・ナフル)
夜の旅(アル・イスラー)
洞窟(アル・カハフ)
マルヤム
ター・ハー
預言者(アル・アンビヤーゥ)
巡礼(アル・ハッジ)
信者たち(アル・ムウミヌーン)
御光(アン・ヌール)
識別(アル・フルカーン)
詩人たち(アッ・シュアラーゥ)
蟻(アン・ナムル)
物語(アル・カサス)
蜘蛛(アル・アンカブート)
ビザンチン(アッ・ルーム)
ルクマーン
アッ・サジダ
部族連合(アル・アハザーブ)
サバア
創造者(ファーティル)
ヤー・スィーン
整列者(アッ・サーッファート)
サード
集団(アッ・ズマル)
ガーフィル
フッスィラ
相談(アッ・シューラー)
金の装飾(アッ・ズフルフ)
煙霧(アッ・ドハーン)
跪く時(アル・ジャーシヤ)
砂丘(アル・アハカーフ)
ムハンマド
勝利(アル・ファトフ)
部屋(アル・フジュラート)
カーフ
撒き散らすもの(アッ・ザーリヤート)
山(アッ・トール)
星(アン・ナジュム)
月(アル・カマル)
慈悲あまねく御方(アッ・ラハマーン)
出来事(アル・ワーキア)
鉄(アル・ハディード)
抗弁する女(アル・ムジャーダラ)
集合(アル・ハシュル)
試問される女(アル・ムンタヒナ)
戦列(アッ・サッフ)
合同礼拝(アル・ジュムア)
偽信者たち(アル・ムナーフィクーン)
騙し合い(アル・タガーブン)
離婚(アッ・タラーク)
禁止(アッ・タハリーム)
大権(アル・ムルク)
筆(アル・カラム)
真実(アル・ハーッカ)
階段(アル・マアーリジュ)
ヌーフ
幽精(アル・ジン)
衣を纏う者(アル・ムッザンミル)
包る者(アル・ムッダッスィル)
復活(アル・キヤーマ)
人間(アル・インサーン)
送られるもの(アル・ムルサラート)
消息(アン・ナバア)
引き離すもの(アン・ナーズィアート)
眉をひそめて(アバサ)
包み隠す(アッ・タクウィール)
裂ける(アル・インフィタール)
量を減らす者(アル・ムタッフィフィーン)
割れる(アル・インシカーク)
星座(アル・ブルージュ)
夜訪れるもの(アッ・ターリク)
至高者(アル・アアラー)
圧倒的事態(アル・ガーシヤ)
暁(アル・ファジュル)
町(アル・バラド)
太陽(アッ・シャムス)
夜(アッ・ライル)
朝(アッ・ドハー)
胸を広げる(アッ・シャルフ)
無花果(アッ・ティーン)
凝血(アル・アラク)
みいつ(アル・カドル)
明証(アル・バイイナ)
地震(アッ・ザルザラ)
進撃する馬(アル・アーディヤート)
恐れ戦く(アル・カーリア)
蓄積(アル・タカースル)
時間(アル・アスル)
中傷者(アル・フマザ)
象(アル・フィール)
クライシュ族(クライシュ)
慈善(アル・マーウーン)
潤沢(アル・カウサル)
不信者たち(アル・カーフィルーン)
援助(アン・ナスル)
棕櫚(アル・マサド)
純正(アル・イフラース)
黎明(アル・ファラク)
人々(アン・ナース)
聖書とクルアーン
「アブラハムの宗教」を参照
聖書とクルアーンの関係
ムスリムの信仰箇条である六信の一つには啓典(キターブ)があるが、啓典はクルアーンのみではない。啓典とは、神が預言者を通じて人類の各共同体に下した啓示を記した教典のことで、クルアーンも、クルアーン以前に神がムハンマド以前の預言者たちに下した啓典があったことを明言している。聖書の各テキストはこれらが後の世に伝わった物であるとされ、旧約聖書のムーサー(モーセ)に下された『タウラート』(『モーセ五書』)、ダーウード(ダビデ)に下された『ザブール』(『詩篇』)や新約聖書のイーサー(イエス)に下された『インジール』(『福音書』)はイスラム教ではクルアーンとともに四大啓典に位置付けられている。ただしこれは、タウラート、ザブール、インジールだけを聖典として認め、それ以外の『ヨシュア記』などを聖典として認めないという意味ではない。ダーウード、スライマーン(ソロモン)、アイユーブ(ヨブ)、ユーヌス(ヨナ)などクルアーンに登場する預言者の中にも、『サムエル記』『列王記』『ヨブ記』『ヨナ書』など、タウラート、ザブール、インジール以外の書に主に登場する聖書の登場人物も存在する。あくまでクルアーンの中で言及されているのはタウラート、ザブール、インジールのみであると言う事に過ぎず、その三点以外を否定するような教えは特にイスラームの中には見られない。その一方で、聖典とされている『タウラート』『ザブール』『インジール』も現存するものは元々の形とは異なるとされている。

クルアーンそのものの記述では、啓示された当時の旧約聖書や新約聖書は「真理を照らす光」などと書かれており、元々は同じ神からの啓示であったにもかかわらず、現在の聖書が人間の手によっていかに変えられてしまったか、ということを示唆している。

このようにクルアーンを見る限りにおいて、啓示された当時の聖書が誤っているとの記述は一つもない。啓示された当時の聖書が人の手によって変えられてしまった結果、神はクルアーンを啓示したためで、「クルアーンは聖書の正しさを証明するためにある」と宣言している箇所が数多くある[21]。そればかりではなく、「ユダヤ教徒もキリスト教徒も天国へ行く」との記述もある[22]。現在のイスラム教徒に色濃く見られる「イスラムを他の宗教よりも優位に位置づける」とする思想は、第一聖典のクルアーンには見られない[23]。

しかし現状では、伝統的な解釈においてはクルアーンを除く3つの啓典は神の言葉を歪曲して完全に伝えていないとされ、神の言葉そのものであるクルアーンに比べると不完全なものであるとされている。現在、イスラム圏のいくつかの国では聖書は禁書とされている。啓示された当時の聖書を「クルアーンと並ぶ聖典」として読書も勧めていたが、現在の人の手が「勝手に」入ってしまったため、どれが神の言葉かわからなくなってしまった現在の聖書は「禁書」としている。ハディースでは、クルアーンの聖句と、各地に伝わるムハンマドの言行とが、項目ごとに収録されている。聖書には人の手が入ってしまった以上、「聖書よりもクルアーンが優れている」「ユダヤ人から聖書の話を聞いてはならない」との記述が出てくるようになる。クルアーンでは逆に「聖書について聞きたいことがあればユダヤ教徒かキリスト教徒に聞け」と命じている[24][25]。

近年ムスリムの間で広まる宗教多元主義論者は、「彼らはただ単にムスリムはクルアーンを啓示として尊び、キリスト教やユダヤ教をはじめとする他の宗教はそれぞれの啓示を尊ぶのであって、優劣はない」という折衷策をとり宗教戦争を回避しようとしている[26]。

聖書とクルアーンの記述の食い違い
詳細は「聖書の説話とクルアーンの関係」を参照
ユダヤ教徒とムスリムとの関係が悪化した原因として、ユダヤ人がイスラムに改宗せず、それどころかムハンマドを嘲笑したことが歴史で語られる。これは、ムハンマドが無謬の預言者であるにもかかわらず、その預言の内容がユダヤ教徒たちの奉ずる旧約聖書と食い違っていたからである。

以下はその実例である。


聖母マリア(Surah Maryam)
3つの時代と場所が混ざり合う
「これ長老たち、このわし(=エジプト王ファラオ)のほかにはお前たちの神はないはず。さ、ハーマーン(=ハマン)、泥に火をつけてくれい。わしに高殿(=バベルの塔)を造ってくれい。ムーサー(=モーセ)の神のところまで昇って見せるわ。どう考えてもあれは嘘つきにきまっておる」―クルアーン28:38
ここでは「バベルの塔」「モーセ」「ハマン」が同じ場面でクルアーンの中では登場する。しかし旧約聖書では、それぞれの時代と場所は大きく異なる。「バベルの塔」は紀元前2100年頃のメソポタミアのことで、旧約聖書『創世記』に出てくる。「モーセ」(英語表記ではモーゼス)は紀元前1240年頃にエジプトで生まれた。彼がイスラエルの民を約束の地カナン(現在のパレスチナ)に連れて行くことが旧約聖書『出エジプト記』に書かれている。そして「ハマン」はペルシアの王に仕えていた、紀元前485 - 465年頃の人物である。旧約聖書『エステル記』は、ハマンによるユダヤ人滅亡計画から民族を救った人物、すなわちペルシア王妃であったエステルと、彼女の養父であったモルデカイの話である。
ユダヤ人にとって、「モーセ」と「ハマン」の時代を混ぜこぜにすることはありえない。モーセの出エジプトを記念した宗教行事が、ユダヤ最大の祭り