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目次
・フィリックスさんとエミリーさんについて
・東吉野村での新たな始まり
・「HA PARTNERS」の誕生
・サステナブルな未来へ
美しい清流と深い山々に囲まれた自然あふれる東吉野村。
その東吉野の素晴らしさを感じるために、私たちは東京から東吉野村を訪れた。
村の伝統文化やサステナブルな取り組みに触れ、地域の課題と魅力を知ることで、持続可能な未来へのヒントを得ることができた。
今回は、イギリスから東吉野に移住したカップルにお話を聞いた。
Felix Conran
フィリックス・コンラン
フィリックスさんはThe Conran Shopの代表の孫であり、豊富なモノづくりの経験を持つデザイナーとして、独自のビジネスを世界中に展開している。
彼はイギリスを拠点に、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドなどに「HA HOUSE」という会社を設立し、自らの情熱を注いだオリジナルデザインの家具などを提供している。
Emily Smith
エミリー・スミス
エミリーさんは日本人とイギリス人のハーフで、ドキュメンタリープロデューサーである。
彼女は海外で通訳や動画制作を行う一方で、自らの独学による情報収集活動も行っている。また、歴史を記録し、失われないように保存することに情熱を注いでいる。
エミリーさんは、野生のベリーや果物、根菜、キノコ、ハーブを集めて、伝統的な料理や実験的な料理を作っている。
彼女の目標は、人々が自然とつながり、知識を共有するコミュニティを作ることである。
エミリーさんは、食べ物がどこから来るのかや季節の大切さを知ってもらい、ゆったりとした生活の大切さを広めたいと考えている。
エミリーさんは、人々が自然の美しさに気づくことで、健康的な選択をし、ごみを減らし、環境を守るようになると信じている。
東吉野村での新たな始まり
昨年、日本を旅している途中で、日本の自然の美しさに心を奪われ、二人は日本の小さな村で新しい生活を始めることを決めた。
その過程で、日本全国を旅していたが、東吉野村に到着した時、まさに「一期一会」の特別な出会いが待っていた。
自然に恵まれ、村を縦貫する清流や川に隣接した温かな民家、誰も住んでいない空き家、そして空き家の近くにあった新築のオフィスがあった。すべてが、二人にとって「この場所でしか感じられない特別な場所」だった。
特にエミリーさんは、日本文化の貴重な伝統を受け継ぐおじいちゃんやおばあちゃんからの話を楽しみにしている。
田舎で一人で暮らす高齢者たちの物語が、いつまでも失われないように、二人は日々、日本語だけでなく日本の農耕技術や自然に関する知識を積極的に学んでいる。
「HA PARTNERS」の誕生
HA HOUSEは、地元の素材と独自のデザインを組み合わせた家具を提供している。
フィリックスさんの経験と創造力が、一点一点の試作品を「one design」として昇華させ、地域に根ざした製品を生み出している。このコンセプトは、地元の素材(local material)と独自のデザイン(one design)を活かし、新たな価値を生み出すことを目指している。
HAという名前には、エミリーさんの家族の姓であると同時に、「母」の頭文字を意味すること、笑い声の「HAHA」が込められており、真剣さと楽しさを共有する意味が込められている。
訪問した時期は東吉野村に移住してからわずか3週間しか経っていなかったが、この地で生まれたHA HOUSEのコンセプトを日本全国に広めるため、新たな取り組みとして、東吉野に「HA PARTNERS」が誕生した。
オフィスはまだ新築であり、「HA PARTNERS」のコンセプトが反映された家具や建築物は準備中だったが、オフィスからの眺めは、谷や川、そして森に囲まれた素晴らしい自然環境に包まれていた。
現在、フィリックスさんが取り組んでいるプロジェクトは二つある。
一つ目は、東吉野村の木材を使用した屋根付きの鳥居の建設である。
屋根付き鳥居のプロジェクト
二つ目は、「HA PARTNERS」のメインプロジェクトである。
フィリックスさんは、家具だけでなく、家全体のリニューアルの作業にも取り組んでいる。
このプロジェクトは、地元の素材を使って古い家を部分的に改築し、その歴史を尊重しながら、サステナブルで伝統的かつモダンなアプローチを採用している。
放置された空き家を理想の住まいに変え、日本の建築遺産を守りながら、活気あるコミュニティを育むことを目指した素晴らしいプロジェクトである。
日本の古い家は現代的なオープンコンセプトとは異なるため、解体するのではなく柱を残し、地元の木材や陶芸を用いてモダンで持続可能なリノベーションを行う。
また、家全体を一度に改築する必要はなく、部分的に改善を行うことでコストを抑えることを目指している。リビングルーム、オフィス、バスルーム、ドアなど、改築の範囲は柔軟であり、計画には自由度が高い。
柔軟性、独創性、そしてグローバルなデザイン要素を日本の文化に取り入れ、持続可能な地方の活性化を目指していることが「HA PARTNERS」の魅力の一つである。
サステナブルな未来へ
フィリックスさんとエミリーさんは、世界中を飛び回りながら、環境や人間関係の問題に取り組んできた。その経験を持ち、東吉野でまたゼロから生活をはじめ、持続可能な未来を築く新しいビジネスを始めた。
また、エミリーさんは今年の5月に東吉野村の「地域おこし協力隊」に参加し、「@down2forage」というアカウント名でInstagram、TikTok、YouTubeを通じて、自然に関する知識やレシピ、地元の方々のストーリーを発信していくことになった。さらに、東吉野キノコ協会を設立し、このテーマに基づいた長編ドキュメンタリーの制作にも取り組んでいる。
________________________
伝統文化を守り、自然を大切にする価値観を広めるため、これからもさらに力を注いでいただきたいと願っています。
地方から世界への影響を広める活動、そして未来への貢献をお祈りしています。これからも、フィリックスさんとエミリーさんの活動を楽しみにしています。
ありがとうございました!
共著者:Mika Masuko