ホーム
記事一覧
資源循環は「地域性」考慮せよ
資源循環は「地域性」考慮せよ

資源循環は「地域性」考慮せよ

2024/06/27・by細田 衛士(東海大学副学長、政治経済学部教授)細田 衛士(東海大学副学長、政治経済学部教授)

先日、NHKのニュースで、スウェーデンの首都ストックホルムで生ごみをバイオガス化し、バスの燃料として使っているという特集を見た。スウェーデンでは、各家庭が生ごみを分別排出することが法律で義務化された。 


その結果、生ごみ発酵で得られたガスがバスの燃料として使われるようになったのだという。 一人のアナウンサーが「日本でも実現できると良いですね」と、無邪気な感想を述べていたが、私の頭の中では色々なことがぐるぐる回っていた。