国際プラ条約は25年に持ち越し、日本は生産規制に賛同せず
記事のポイント
- プラ条約に関する会合が、合意しないままに閉幕した
- 論争点だったプラの生産規制には、産油国が中心となって反対した
- 日本政府はプラの生産規制に加え、プラ製品に使われる化学物質の規制には賛同しなかった
国際プラスチック条約について議論する第5回政府間会合(INC5)が12月2日まで韓国・釜山で開かれ、合意に至らないまま閉幕した。論争点だったプラの生産規制には、産油国が中心となって反対したが、日本政府も規制には賛同しなかった。2025年に議論が再開する予定だ。(オルタナ副編集長=吉田広子)