働く女性の8割は産後復職、ポーラが産後ケアアプリで後押し

記事のポイント
- ポーラは、肌データから産後ママの心身の状態を把握するアプリを開発
- ビックデータを活用した実証実験も順調に進み、未病を可視化するブランドにも選定された
- 在職中に出産する女性の8割が育休を取得する中、体調や心のケアで復職を支援する
ポーラは、肌データから産後女性の心身の状態を把握するアプリ「ママニエール(mamaniere)」を開発した。AIを活用したポーラ独自の肌分析システム「APEX(アペックス)」が、今と未来の肌の状態を分析する。在職中の産後女性の8割が復職を希望する中、心身のケアを行い、復職に向けて後押しする。(シンカ・大坂千晶)
ポーラは1929年の創業以来、女性のための商品開発や、女性を支援する活動に取り組んできた。
同社は一人ひとりの肌に合わせたスキンケアの提案に注力するが、その基となるのが、独自の肌分析システム「APEX(アペックス)」だ。AIを活用して約2070万件の肌データを活用し、今と未来の肌の状態を分析する。