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「世界のトイレ問題を解決したい」、中央大生が研究会を設立
「世界のトイレ問題を解決したい」、中央大生が研究会を設立

「世界のトイレ問題を解決したい」、中央大生が研究会を設立

2024/03/04・byオルタナ編集部オルタナ編集部


記事のポイント


  1. 中央大学の学生たちが「中央大学トイレ研究会」を立ち上げた
  2. トイレのない生活を送っているのは世界で約20億人に上る
  3. 日本でも、障がいに対する合理的配慮など、トイレを巡る課題は多い

トイレのない生活を送っているのは世界で約20億人に上り、年間30万人の5歳未満の子どもたちは下痢が原因で命を落としている。日本でも、障がいに対する合理的配慮など、トイレを巡る課題は多々ある。そうしたなか、トイレ問題への関心を高めようと、中央大学経済学部の北岡未唯さんと総合政策学部の中村咲里佳さんが「中央大学トイレ研究会」を立ち上げた。同研究会の北岡未唯さんに寄稿してもらった。


「中央大学トイレ研究会」による途上国のトイレ解説のイラスト
「中央大学トイレ研究会」による途上国のトイレ解説のイラスト

「中央大学トイレ研究会」は、2021年2月に経済学部の北岡未唯と総合政策学部の中村咲里佳が設立しました。現在は後輩が1人加わり、3人で活動しています。本研究会は「国際×トイレ」を軸とし、興味を持っている途上国や国際協力の面からトイレにアプローチをしています。


私がトイレに興味を持ったのは中学2年生の時でした。愛知県の刈谷ハイウェイオアシスというサービスエリアで、「デラックストイレ」を利用したことがきっかけでした。