気候変動の深刻さを示す新指標「屋外日数」とは

記事のポイント
- マサチューセッツ工科大教授らは、気候変動の新指標「屋外日数」を提唱した
- 人間の屋外活動に適した温度を設定して、該当する年間日数を算出する指標だ
- 気候変動の影響を、生活者にとって身近な感覚で把握できることを狙った
マサチューセッツ工科大学のエルファティ・エルタヒル教授らによる研究チームは、気候変動の新指標「屋外日数」(Outdoor Days)を提唱した。これは人間の屋外活動に適した温度(例:摂氏10~25度)を設定して、該当する年間日数を算出する指標だ。これにより気候変動の影響を、生活者にとって身近な感覚で把握できることを狙った。(新語ウォッチャー=もり ひろし)