リクシル簡易トイレSATO、25年に1億人の衛生環境を改善へ

記事のポイント
- リクシルは環境や社会課題の解決に向けて、「インパクト戦略」を推進
- 「衛生課題」など3領域でアウトサイド・インの視点で事業を展開する
- 簡易式トイレ「SATO」などで25年までに1億人の環境改善を目指す
リクシルは環境や社会課題の解決に向けて、「インパクト戦略」を推進する。「衛生課題」「水保全」「多様性」の3領域で各目標を定め、アウトサイド・イン(社会課題起点)の視点で事業を展開する。衛生課題については、簡易式トイレ「SATO」などで2025年までに1億人の環境改善を目指す。(オルタナ副編集長=池田 真隆)
リクシルは2021年にパーパス(存在意義)を打ち出すと、「パーパス経営」に舵を切った。掲げたパーパスは、「世界中の誰もが願う、豊かで快適な住まいの実現」だ。
このパーパスを追求するため、インパクト戦略を定めた。「グローバルな衛生課題の解決」「水の保全と環境保護」「多様性の尊重」の3領域で事業を展開する。