能登半島地震、輪島市の孤立集落にドローンで薬と軽油を輸送

記事のポイント
- 能登半島地震で初めてドローンによる物資輸送が実現した
- 旗振り役は日本UAS産業振興協議会だった
- 「2つの避難所にしかまだ物資を届けられていない」と悔しさを表した
能登半島地震支援で初めてドローンによる災害時の物資輸送が実現した。国内のドローン製造企業などから成る日本UAS産業振興協議会(JUIDA、東京・文京)が、石川県輪島市内の孤立集落に、ドローンを活用し薬と軽油を届けた。(オルタナ編集部・下村つぐみ)

JUIDAは、被害が大きい輪島市にドローンによる支援活動を自ら申し入れ、1月6日から現地での支援活動を開始した。1月11日現在、17人の操縦者などが交代しながら、ドローン15機を使って支援にあたっているという。