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サッカーで広がる「アミザーデの輪」、地方からじわり
サッカーで広がる「アミザーデの輪」、地方からじわり

サッカーで広がる「アミザーデの輪」、地方からじわり

2024/12/10・by池田 真隆 (オルタナS編集長)池田 真隆 (オルタナS編集長)

記事のポイント


  1. 性別や障がいの有無に関わらず、サッカーで仲間意識を醸成する大会がある
  2. ポルトガル語で「友情」という意味を持つ「アミザーデサッカー大会」だ
  3. 20年以上前に岡山県に住む夫妻が始めた取り組みだが、じわり広がっている

年齢や性別、障がいの有無などに関わらず、サッカーを通して仲間意識を醸成する大会がある。その大会の名称は、「アミザーデサッカー大会」。アミザーデはポルトガル語で「友情・仲間」という意味だ。20年以上前に一組の夫妻が始めた取り組みが、じわり広がっている。(オルタナ副編集長=池田 真隆)


千葉県花見川区のエスタディオサンフットで開いた「アミザーデサッカー大会」

「アミザーデサッカー大会」は、基本理念に「全ての人が等しくスポーツを享受すること」を掲げる。健常者、障がい者、老若男女が、サッカーを通して交流する大会だ。


2000年に富山県で第一回大会を開催して以来、今年で24年目を迎える「インクルーシブサッカー」の一大イベントに成長した。


今年9月末には、千葉県花見川区のエスタディオサンフットで、「アミザーデサッカー大会」が開催された。企画したのは、千葉県内で4つのサッカークラブを運営する有限会社サンフット企画の久保巳郎代表だ。