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スターバックス、コーヒーの豆かすを壁材に: 自然の「温もり」
スターバックス、コーヒーの豆かすを壁材に: 自然の「温もり」

スターバックス、コーヒーの豆かすを壁材に: 自然の「温もり」

2024/07/26・by池田 真隆 (オルタナS編集長)池田 真隆 (オルタナS編集長)

記事のポイント


  1. スタバは店舗から出る「コーヒーの豆かす」を店舗デザインにも生かす
  2. たい肥や飼料だけでなく、床材や壁材にも活用。他国から評価されている
  3. 2030年までにコーヒーの豆かすのリサイクル率100%をめざす


スターバックスは「温もり」を感じる店内内装を心掛けているが、一役買っているのが、コーヒーの豆かすだ。同社はコーヒーの抽出後に出る豆かすの再利用に力を入れる。たい肥や飼料にしたり、店の床材や壁材にも活用した。将来世代とのつながりを作り、サステナブルなブランドづくりにも生かした。(オルタナ副編集長=池田 真隆)


名古屋のヒルズウォーク徳重ガーデンズ店の壁材には豆かすを使った

スターバックスは、「リソースポジティブカンパニー」をめざし、2030年までのグローバル目標を掲げた。CO2排出量、水使用量、廃棄物量の「50%削減」がそうだ。


スターバックスは約80カ国で展開するが、廃棄物量を削減する取り組みに関しては、日本の豆かすリサイクル技術が他国から「先進的」だと評価されている。