スターバックス、コーヒーの豆かすを壁材に: 自然の「温もり」
記事のポイント
- スタバは店舗から出る「コーヒーの豆かす」を店舗デザインにも生かす
- たい肥や飼料だけでなく、床材や壁材にも活用。他国から評価されている
- 2030年までにコーヒーの豆かすのリサイクル率100%をめざす
スターバックスは「温もり」を感じる店内内装を心掛けているが、一役買っているのが、コーヒーの豆かすだ。同社はコーヒーの抽出後に出る豆かすの再利用に力を入れる。たい肥や飼料にしたり、店の床材や壁材にも活用した。将来世代とのつながりを作り、サステナブルなブランドづくりにも生かした。(オルタナ副編集長=池田 真隆)
スターバックスは、「リソースポジティブカンパニー」をめざし、2030年までのグローバル目標を掲げた。CO2排出量、水使用量、廃棄物量の「50%削減」がそうだ。
スターバックスは約80カ国で展開するが、廃棄物量を削減する取り組みに関しては、日本の豆かすリサイクル技術が他国から「先進的」だと評価されている。