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ウクライナから避難してきた大学生が日本語学習アプリ開発へ
ウクライナから避難してきた大学生が日本語学習アプリ開発へ

ウクライナから避難してきた大学生が日本語学習アプリ開発へ

2024/02/16・by北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)


記事のポイント


  1. 戦禍を逃れてきたウクライナ出身の男子大学生が「日本語の壁」に挑む
  2. 学習アプリ開発のスタートアップ「モノグサ」で1年以上インターンシップ
  3. 日本語学習支援だけでなく、生活の困り事や文化の違いの悩みにも対応する

ウクライナから避難してきた一人の男子大学生が、日本語学習支援のアプリ開発をなし遂げた。スマートフォン向け学習アプリを開発するスタートアップでインターンとして働き、避難民の前に立ちはだかる「日本語の壁」に挑んだ。日本語学習だけでなく生活の困りごとや文化の違いについての悩み相談にも乗る彼は、その経験をレポートにまとめた。(オルタナ副編集長・北村佳代子)


「モノグサ」でインターンとして活躍するハイチェンコ・マクシムさん
「モノグサ」でインターンとして活躍するハイチェンコ・マクシムさん

法務省によると、日本に住むウクライナ避難民の数は2月7日現在、2098人だ。その一人、ハイチェンコ・マクシムさんは、キーウ国立航空大学サイバーセキュリティ学部に在籍する大学3年生だ。ロシアの侵攻後、2022年5月に来日した。