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スズメやホトトギス、ノウサギが減少の危機: 環境省が警鐘
スズメやホトトギス、ノウサギが減少の危機: 環境省が警鐘

スズメやホトトギス、ノウサギが減少の危機: 環境省が警鐘

2024/10/19・by松田 大輔松田 大輔

記事のポイント


  1. 国連生物多様性条約締約国会議(COP16)が来週21日、コロンビアで開幕する
  2. それに先立ち、環境省やWWFは生物多様性の危機を示す報告書を相次いで発表した
  3. 環境省は、日本のチョウ類や鳥類などが急減していることを明らかにした

国連生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)が10月21日、コロンビアのカリで開幕する。COP16に先立ち、環境省や国際NGOのWWFなどは、生物多様性の危機を示す報告書を相次いで発表した。環境省は、日本の里地里山でチョウ類や鳥類、ホタル類などが急激に減少していることを明らかにした。(オルタナ編集部=松田 大輔)


■「普通種」のチョウや鳥が減少傾向に


約5700人の市民調査員が協力し、日本の生態系を長期的・定量的にモニタリングした
約5700人の市民調査員が主体となり、
日本の生態系を長期的・定量的にモニタリングした

環境省と日本自然保護協会は1日、日本に生息するチョウ類や鳥類、ホタル類などが減少していることを明らかにした。2005~2022年度の間、全国約325カ所の里地里山から得たデータを報告書にまとめた。