スズメやホトトギス、ノウサギが減少の危機: 環境省が警鐘
記事のポイント
- 国連生物多様性条約締約国会議(COP16)が来週21日、コロンビアで開幕する
- それに先立ち、環境省やWWFは生物多様性の危機を示す報告書を相次いで発表した
- 環境省は、日本のチョウ類や鳥類などが急減していることを明らかにした
国連生物多様性条約第16回締約国会議(COP16)が10月21日、コロンビアのカリで開幕する。COP16に先立ち、環境省や国際NGOのWWFなどは、生物多様性の危機を示す報告書を相次いで発表した。環境省は、日本の里地里山でチョウ類や鳥類、ホタル類などが急激に減少していることを明らかにした。(オルタナ編集部=松田 大輔)
■「普通種」のチョウや鳥が減少傾向に
環境省と日本自然保護協会は1日、日本に生息するチョウ類や鳥類、ホタル類などが減少していることを明らかにした。2005~2022年度の間、全国約325カ所の里地里山から得たデータを報告書にまとめた。