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資生堂やP&G、ファンケルが「無意識の偏見」解消へ
資生堂やP&G、ファンケルが「無意識の偏見」解消へ

資生堂やP&G、ファンケルが「無意識の偏見」解消へ

2024/04/09・byオルタナ編集部オルタナ編集部

記事のポイント


  1. 資生堂やP&G、ファンケルが「無意識の偏見」解消に取り組む
  2. 無意識の偏見は、潜在的に持っている先入観や、偏ったものの見方・考え方を意味する
  3. 資生堂は体験談を5000件集め、ウェブサイトで公開している


「アンコンシャルバイアス(無意識)」の解消に取り組む企業が増えている
「アンコンシャルバイアス(無意識)」の解消に取り組む企業が増えている

「アンコンシャスバイアス(無意識の偏見)」の解消に向けて、企業が動き出した。「無意識の偏見」は、自分でも気付かないうちに潜在的に持っている先入観や、偏ったものの見方・考え方を意味する。資生堂は体験談の収集、P&Gは黒人クリエイターによる動画制作、ファンケルは研修を実施している。(シンカ・望月南)


■資生堂、5000件の体験談を収集


資生堂は2022年から「Unconscious Beauty Bias(「自分らしい美しさ」を制限する無意識の思い込みや偏見:UBB)」に着目したプロジェクト「SEE,SAY,DO.」を展開している。


同社は、UBBを無くすためには世の中に存在するUBBの実態を知ることが重要だと考え、世界10カ国で調査を行った。収集した5000件の体験談は、特設ウェブサイトで紹介している。