ヤマトHDがSX本格化、「変革できないと存在価値なくなる」

記事のポイント
- ヤマトHDは26年度までに環境投資800億円を投じ、事業変革に挑む
- サステナビリティ・トランスフォーメーションを掲げ、脱炭素と収益の両立へ
- SXに向けて陣頭指揮を執るヤマト運輸の福田靖・執行役員に聞いた
ヤマトホールディングスは、2026年度までに環境投資800億円を投じ、サステナビリティ・トランスフォーメーションの実現を目指す。長尾裕社長をはじめ、経営陣が率先して事業変革に取り組む。変革に向けて陣頭指揮を執るヤマト運輸の福田靖・執行役員(グリーンイノベーション開発、サステナビリティ推進 統括)に移行戦略を聞いた。(聞き手・池田真隆=オルタナ副編集長、撮影=髙橋慎一)

1987年ヤマト運輸入社、2010年4月、業務改革部長に就任。ネットワーク事業開発部長、設備管理部長など歴任、2021年10月から執行役員グリーンイノベーション開発部長。SXに向けた陣頭指揮を執る。