ホーム
記事一覧
落ち葉で紙を作る 23歳ウクライナ発スタートアップの創業者
落ち葉で紙を作る 23歳ウクライナ発スタートアップの創業者

落ち葉で紙を作る 23歳ウクライナ発スタートアップの創業者

2024/07/16・by北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)北村(宮子)佳代子(オルタナ副編集長)

記事のポイント


  1. ウクライナ発の新興企業は、木を切らず、都市の落ち葉で紙を作る
  2. 同社が製造する包装用紙製品は、ロレアルやLVMHも採用する
  3. 将来的な日本での事業展開も視野に、すでに大手日本企業とも接触している


ウクライナ発の新興企業リリーフ・ペーパー社は、木を伐採することなく、都市で回収された落ち葉を原料に紙を作る。ロシアによる侵攻後、拠点をパリに移し、欧州連合などから300万ユーロ(約52億円)の資金を調達して、紙の包装材を月300万枚生産する。同社の紙製品は、ロレアル、LVMHなどの大手企業も採用しており、同社は将来的に日本での事業展開も計画する。(オルタナ副編集長・北村佳代子)


リリーフ・ペーパー社のヴァレンティン・フレチカ創業者兼CTO(右)と
アレクサンドル・ソボレンコ創業者兼CEO(左)