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アニマルウェルフェアアワード2024に味の素など
アニマルウェルフェアアワード2024に味の素など

アニマルウェルフェアアワード2024に味の素など

2024/04/12・by岡田 千尋(NPO法人アニマルライツセンター代表理事/オルタナ客員論説委員)岡田 千尋(NPO法人アニマルライツセンター代表理事/オルタナ客員論説委員)

記事のポイント


  1. アニマルウェルフェア(動物福祉)を強化する企業が相次ぐ
  2. 支援団体が各企業の取り組みを表彰するアワードを開いた
  3. 味の素やマルハニチロ、マザーズが評価された


NPO法人アニマルライツセンターが国内のアニマルウェルフェアにとって効果的だった企業を表彰する「アニマルウェルフェアアワード」の2024年度の受賞企業が決まった。今年は味の素など3社が強いインパクトをもたらしたと評価された。受賞企業を紹介する。(NPO法人アニマルライツセンター代表理事/オルタナ客員論説委員=岡田 千尋)


アニマルウェルフェアの広がりに貢献した企業を表彰する

採卵鶏:鶏賞 味の素


2016年に企業のエシカル通信簿を通して、畜産動物のアニマルウェルフェアの問題を把握してから間もなく、専門家を集めたラウンドテーブルを行い、調達ポリシーを策定し、畜産物のトレーサビリティを確認しその結果の公表を行った。


さらに取り組みを継続し、2023年、鶏卵の調達に関する考え方を公表し、同年中に平飼い卵のマヨネーズを販売開始した。アニマルウェルフェアを軽視せず着実に歩みを進める姿勢を高く評価した。